木魚歳時記

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木魚歳時記 第3644話

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「お師匠さま、愚鈍なわたくしでございます。それでもお師匠さまがたのお導きでいくらかの観心もできましたものか、わたくしは到底官僧などにはなれない自分に気がつきました。名前も利養も愚か者には害と思います」
(佐藤春夫『極楽から来た』)345

       夜神楽の夢幻の中を年の逝く

 「ボクの細道]好きな俳句(1395) 安住 敦さん。「妻がゐて子がゐて孤独いわし雲」(敦) こういうこともあるでしょう。でも、報道番組などで世間の状況を知ると、つくずく「いい時代に生かせていただいた」と、そう思います。「いわし雲」とは、お釈迦さまの教え「ひとり裸で生まれひとり裸で死ぬ」の意味でしょう。ですから、それぞれできる形で社会に対するボランティア(奉仕)のお返しをせねばと思います。