持法房源光が身の浅学非才をいって、この優秀児を功徳院皇円(くどくいんこうえん)に送ったのはこの受戒を契機としたのである。
(佐藤春夫『極楽から来た』)322
病巣の静止画像や黴の花 黴(かび)
「ボクの細道]好きな俳句(1372) 前田普羅さん。「旅人に机定まり年暮るゝ」(普羅) おもわず俳聖(芭蕉)の旅日記のことを思い起してしまいました。しかし、もちろん、普羅さんご自身のことでありましょう。ようやく作句の場所が定まり気持ちが作句モードに入られたということでしょうか? 年の暮れとはそういうものでありましょう。