木魚歳時記

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木魚歳時記 第3615話

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 そこで学生に仕える大衆、大衆に仕える堂衆と山内であは自然と、学生、大衆、堂衆の階級的区別が生じていた。それ故、学生と堂衆との衝突は一種の階級闘争なのである。さて、一口に大衆と呼ばれる僧兵どもは、地方荘園武士あがりの堂衆を主力として、それに加わる一部の学生や大衆からなる混成部隊であった。
(佐藤春夫『極楽から来た』)316

      寺の子が寺を継ぎたり豆の花

 「ボクの細道]好きな俳句(1365) 前田普羅さん。「大空の雲はちぎれて秋祭」(普羅) 前田普羅さんは、ボクの尊敬する飯田龍太さんの書かれた随筆にも登場されます。春の祭りと異なり、「秋祭」りは、五穀収穫を感謝する季語とされます。ですから「雲はちぎれて」に秋の澄みきった気配が重なりとても気持ちのい作品となっています。