木魚歳時記

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木魚歳時記 第3613話

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 そののち程なく同じ山門内で堂衆と学生(がくしょう)とが衝突し、堂衆が敗北して山を追われる事件もあった。仏事を大事にする学生に対して、大衆とは学生に仕えて山内の雑務一切を司る者であった。
(佐藤春夫『極楽から来た』)315

  (平成30年) 「自分史」20句

       もういちど兎抱きしめ卒園す

 「ボクの細道]好きな俳句(1363) 杉田久女さん。「たてとほす男嫌ひの單帶」(久女) 「虚子ぎらひかな女嫌ひのひとへ帯」(久女)とは、また、違った趣向の作品です。しかし、「男嫌い」の措辞には、やはり、敬愛する大虚子への思いが漂います。そのことが「單帶」(ひとえおび)の措辞に凝縮されていると鑑賞しました。嗚呼。