木魚歳時記

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木魚歳時記 第3607話

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 叡山でもこのごろはもはや、僧としての年功やその厚徳などによらないで、専ら門閥や学問および世俗な身分の高下が僧としての世に立つに欠くべからざる条件となっているのをこの少年が知ったのは、その三、
四年も後のことである。
(佐藤春夫『極楽から来た』)309

      風の子の来てくれといふちゃんちゃんこ

 「ボクの細道]好きな俳句(1357) 杉田久女さん。「ぬかづけばわれも善女や仏生会」(久女) 調べたわけではありませんが、「ぬかづけば」とは、嫁ぎ先の杉田家の墓前のように思えてなりません。「足袋つぐやノラともならず教師妻」(久女)と対句になる、そんな気がいたします。いろいろあったとしても、彼
女は、いずれ、夫の納まる杉田家の墓所に入ることになるのですから・・