木魚歳時記

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木魚歳時記 第3596話

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 それのみか、すだれをあげてのぞき出た貴人が路傍の少年に対して合掌の礼をほどこして去った。
 三宝(さんぼう)を敬う当時の貴人のならいか、それとも少年僧の面魂にそれだけのものがあったのか。
(佐藤春夫『極楽から来た』)298

      黒雲の来て満月を犯しけり

「ボクの細道]好きな俳句(1346) 橋本多佳子さん。「月光にいのち死にゆくひとと寝る」(多佳子) 前述したように、ご夫君豊次郎氏は壮健年代で早世されたそうです。添い寝をしてあげたくともそれはかなわない・・だれにでも、いつか、こんな場面は訪れるでしょう。「死にゆくひとと寝る」それはともかく・・相棒に「世話になるなぁ」と云うと「そんなんどっちが先かわからへん」と、それでおしまい(汗)。