木魚歳時記

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木魚歳時記 第3564話

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 「都ですぐれた師に就き、切磋琢磨(せっさたくま)の友を持てば自然とはげみも出て大成します。勢至丸はもう童子ではない。山寺でわたしなどが教える器量ではありませんから、こうお願いするのです」
 と、観覚の熱意は面(おも)にあふれている。同じ相談はその後も度重ねられた。
(佐藤春夫『極楽から来た』)267

       奥吉野花がときどき眠つたり

 「ボクの細道]好きな俳句(1314) 木下夕爾さん。「たべのこすパセリのあをき祭かな」(夕爾) まるで、今、ボクの前の食卓に盛られたパセリの、みずみずしくて青々とした様子が目に浮かぶような作品です。わずか17文字ながら、文芸といものの底力をまざまざと感じさせる作品です。。