木魚歳時記

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木魚歳時記 第3562話

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 それでも都はもの騒がしく不安なありさまではありませんか。南都にせよ北嶺にせよ、修行どころか打ち物取っての大あばれというではありませんか。一つぶ種のわすれがたみを、そんな危っかしい都へは出せませんよ」
(佐藤春夫『極楽から来た』)265

      三月の分かれの甘さほろ苦さ

 「ボクの細道]好きな俳句(1312) 木下夕爾さん。「秋刀魚焼かるおのれより垂るあぶらもて」(夕爾) 「おのれの身からしたたるあぶら」で極上に焼き上がるサンマ。火にあぶられ、自身のアブラ(努力)でわが身を磨き上げる。至極の修行者の姿であります。最近、樹木希林さんのことを知って感銘を受けました。