木魚歳時記

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木魚歳時記 第3560話

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「それは行く先はそうさせたいと思っておりますが」
「行く行くではありませんよ。今は一日も早くです。かいこが桑を食べるように今が知識のかてに飢えている最中なのですから」
(佐藤春夫『極楽から来た』)263

      来てみたら鳰の巣がないどうしやう  鳰(にお)

 「ボクの細道]好きな俳句(1310) 木下夕爾さん。「つくねんと木馬よ春の星ともり」(夕爾) 昼、小どもたちであれほどにぎわった遊園地の回転木馬も、夜、つかれたようにつくねんと時間をもてあましています。空には満天の星たちがぺちゃくちゃおしゃべりに余念がありません。春の宵はこのようになにごともなく更(ふ)けてゆきます。