木魚歳時記 第3556話

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 分別があり、ものの悟りが早いだけではありません。修行熱心で朝から晩まで修行をおろそかにしないのは兄弟たちもみな感心しています」
(佐藤春夫『極楽から来た』)259

      老僧の拈華微笑や臘八会  拈華微笑(ねんげみしょう)

 「ボクの細道]好きな俳句(1306) 木下夕爾さん。「しその葉に秋風にほひそめにけり」(夕爾) 「俳句は自然を詠むもの」「川柳は人間を詠むもの」。こんな話を聞きました。自然を詠んで格調があるのが掲句です。「人間(人事)を詠んで下品(げぼん)」なのが、このブログにあるボクの俳句(太字)です。つまり「川柳もどき」ということです(汗)。