「その光明が無量で十方(じっぽう)世界の国々を照らして何ものもさえぎることのできない力があり、またこの仏さまもこの国の人々もみな無量の寿命を持っていついつまでも決して死ぬことがないから無量と申すのだ」
(佐藤春夫『極楽から来た』)237
訛声の粘りつきたる飾売 訛声(だみごえ)
「ボクの細道]好きな俳句(1285) 中村草田男さん。「麦秋や自転車こぎて宣教師」(草田男) 教会にもどろうと、細身の体を急がせて自転車をこぐ牧師さんの姿が目に浮かびます。地方(田園地帯)での出来事のようです。ふと、盆の頃、バイクにまたがり黒衣をはらませて疾走した頃のボクのことを思い出しておかしくなりました。