木魚歳時記

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木魚歳時記 第3520話

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 その声は人に生きる力や善美を愛する念を起させる。それ故、この国の人々は、その声を聞いて国土の愛すべく法の尊ぶべく、人々の和すべしを自然に悟るのである。
(佐藤春夫『極楽から来た』)223

      本尊は秘仏におはす蝮酒

 「ボクの細道]好きな俳句(1271) 金子兜太さん。「おおかみに螢が一つ付いていた」(兜太) 「おおかみ」も「蛍」も比喩として読むことも可能ですが、ボクは、そのまま「おおかみの背中に蛍が一匹ついて光っていた」と、自然詠として読みたいと考えます。兜太さんの、メルヘンチックな作品の一つとして鑑賞したいのです。