木魚歳時記

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木魚歳時記 第3500話

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 と、こう書き出したこの『阿弥陀経』(あみだきょう)というのはすべて象徴的な説き方であるが、ここに「西方十万億の仏国土を過ぎて、とある西方というのも空間的な方向を指すものか、それとも日の落ちる方向を指して時間的な距離、
(佐藤春夫『極楽から来た』)203

     田鼠化し鶉となるや毘沙門天  鶉(うずら)

 「ボクの細道]好きな俳句(1251) 飯島晴子さん。「さつきから夕立の端にゐるらしき」(晴子) これも再三にわたりご紹介した記憶があります(晴子さんの作品が好きですからいたしかたありません)。いまにも降りそう降らない、どうかするとそのまま通り過ぎてしまう。夕立とはそんなものです。そんなものをそんなものとして描いて詩情が漂うのはただ事ではありません。愛しい男(女)もそんなものです。