木魚歳時記

画像・文章の転載はご遠慮下さい

木魚歳時記 第3494話

f:id:mokugyo-sin:20180720050147j:plain

「それ故、それを有りと認めるにも少々の修行しなければならないのかも知れない。それが今もいういうとおり、わしはまだ修行が足りないので極楽浄土もまだはっきりとは見えないでいる。」
(佐藤春夫『極楽から来た』)196

       側溝をころげまはりて鳥交む

「ボクの細道]好きな俳句(1244) 飯島晴子さん。「泉の底に一本の匙夏了る」(晴子) 独断の読みかも知れません。泉の底に一本の匙(さじ)が沈んでいる。これを比喩として読んだら、人の訪れも少ない泉(わが家)に一本の匙(自分自身)が沈んだままでいる。そしてこの夏も終わろうとしている・・もしそうだとしたら、なんという衝撃的な作品なのでしょう。