木魚歳時記

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木魚歳時記 第3488話

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「そうであったか。さもあろう」
 と、観覚はうなずいてから、
「その極楽のことだが、正直に申せば、わしはまだ人間の名聞に迷って
極楽のことも、ほんとうは知らないでいる。そなたに聞かしてもらいた
いと思っているほどである。
(佐藤春夫『極楽から来た』)190

               脳天に登りつめたる猫の恋

「ボクの細道]好きな俳句(1238) 波多野爽波さん。「麦の芽にぢか
に灯を当て探しもの」(爽波) ちょっとだけ悩みました。「麦の芽」
は比喩でしょうか? それとも夜の麦畑で大切な物をなくし、マッチの
明かりで探した? どうもピンとこない! やはり、自然観察の一コマ
なのでありましょうが・・まあ、読者がいろいる想像をふくらませなが
ら読んでみるのも楽しいものです。