木魚歳時記 第3484話

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 朝霧をわけて色あざやかな花を野山に探り歩き、耳にする鳥の声はすべて生き生きとひびき、空気も水もすべてがかけひの氷柱(つらら)に似て清らかにすみ透り、何一つけがれたものやくたびれた生き物はあたりに見あたらなかった。         (佐藤春夫『極楽から来た』)186

        大寒や大津絵鬼のうなりだす

  「ボクの細道]好きな俳句(1234) 波多野爽波さん。「強運の女と言はれ茎漬くる」(爽波) なるほど、強運とまではいかなくとも、物事を難しく考えないで、まず行動に移す女性はおられます(大黒さんもそうです)。そのような女性は、足首とか手首とかたくましく、茎漬などに適しておられます(汗)。