木魚歳時記

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木魚歳時記 第3471話

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 途すがら童子の答えによって近ごろ時々悄然と見える理由を聞き知った観覚は、そういうやるせなく寄るべのない気持ちはひとり童子だけでなく人間だれしも折ふしくはあるもので、
(佐藤春夫『極楽から来た』)173

      欲ぼけによく効く薬からつ風

 「ボクの細道]好きな俳句(1221) 石田波郷さん。「朝顔の紺の彼方の月日かな」(波郷) 空に、月と日が重なることがある、それか? 月日が年月を指すのではないことは確か。いや、そうかも? 考えると頭が痛くなりそうなのでやめておきます。ともかく、微妙な心の動きが作品となることに熟練の作者です。