木魚歳時記

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木魚歳時記 第3464話

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 この芝生を通り過ぎて、ところどころに岩かどの現われ出ていたのが追々と岩の多く現われ積み重なった場所にさしかかって波旬の滝というのが秋空に水音高く鳴りひびかせていた。
(佐藤春夫『極楽から来た』)166

      ぎんなんの一つ転んでミイラ仏

 「ボクの細道]好きな俳句(1214) 藤田湘子さん。「菊人形問答もなく崩さるる」(湘子) 植物園にはよく通います。花の写真を撮るためにです。菊人形はもちろんのこと、美しい花壇も盛りがすぎれば、遠慮会釈もなく壊されます。次の季節への再生の準備です。まさに「諸行無常」とはこのことです。