木魚歳時記

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木魚歳時記 第3462話

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 那岐(なぎ)の主峰は寺の支峰を南にめぐるだらだら坂をしばらく下り、西に出るとそのすその支峰と支峰との境目にある谷あいの細流が、水もせせらぎもさわやかであった。足もとの小岩を二つ三つ踏みしめて飛び渡ると、流れの前面一たいはひろびろと盛り上った芝生であった。
(佐藤春夫『極楽から来た』)164

      霧の中何か跳ねたる深泥池

 「ボクの細道]好きな俳句(1212) 藤田湘子さん。「つちふるや嫌な奴との生きくらべ」(湘子) 中国大陸から来る黄砂でしょうか、終日、よなぐもる一日でした。こんな時、(職場では)天敵のようであった、「あいつ」のことを、ふと、思い出してしまいます。いまは遠く離れていても、あいつは相変わらずピンピンとしているはず! ならばこの俺も「暮の秋あと十年は生きてやる」(木魚)