木魚歳時記

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木魚歳時記 第3458話

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 津山盆地の西部山際にあるのだが、あいにくとあまりに近く山かげになってここからは見えないのか、それともあまりに遠く見えながら見定めにくいのか、西の方ははるかに母の家秦氏の氏神錦織神社の森とおぼしきものを黒く見つけはしたがそれもおぼつかない。
(佐藤春夫『極楽から来た』)160

      月天心をとこ一匹もゆら欲る

 「ボクの細道]好きな俳句(1208) 藤田湘子さん。「朝顔を蒔くべきところ猫通る」(湘子) 藤田湘子さんの俳誌『鷹』は、小川軽舟さん、高柳克弘さんへと引き継がれたようです。ですから、軽舟さんの歯切れのよい作品は、師匠(湘子)さん譲りともいえるのでしょう。さて、この猫(上掲)は、親切なのか「いけず」なのでありましょうか?