木魚歳時記

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木魚歳時記 第3457話

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 つるべ落としの秋の夕日ざしの間に童子が黄色な瞳をかがやかし見張ってあちらこちらさがし求めているのは倭文錦織(しどうにしごり)の母の家であった。それは稲岡の背後の山を縦に北へ超えた里で、
(佐藤春夫『極楽から来た』)159

     わき道にまがりたくなる秋の暮

 「ボクの細道]好きな俳句(1207) 小川軽舟さん。「虹といふ大いなるもの影もたず」(軽舟) 虹を見た願望は誰にでもあります。しかし、虹に影? そんな発想する人は少ないでしょう。まあ、天然現象はスケールが大きいですから・・ そうした連想も? それに「影もたず」と断定したところが秀逸です。