木魚歳時記

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木魚歳時記 第3424話

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 この年、康治元年には、春三月十六日には園城寺(おんじょうじ)の僧徒が延暦寺を襲うて堂宇の焼討ちをしたし、夏八月三日には悪僧十五人がみちのくに追放されるなど、大寺の勢力争いは多事で、
(佐藤春夫『極楽から来た』)127

     盲目の魚やすませて水温む

 「ボクの細道]好きな俳句(1174) 茨木和生さん。「山桜もみぢのときも一樹にて」(和生) ふむ。時季はずれの「帰り花」(山桜)を詠ったものではない(そう思います)。もみぢの美しく紅葉したその傍に山桜が一本立っている。しかし老樹の山桜を振り向こうとする人など誰もいない。そんな風景が思い浮かんで来ます。