木魚歳時記

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木魚歳時記 第3416話

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 童子はもちを食べて母を思いながら森で野鳥の鳴き交わすのを聞きつつうなずいて、
「叔父さん、ではないお師匠さま、あれはふくろうですか」
「うん、ここらにはあれが沢山いる。ほととぎすも鳴くよ。昼間はそこの縁がわに木ねずみが出てきて遊ぶ」
(佐藤春夫『極楽から来た』)119

      極寒のあの世覗きや珍皇寺

 「ボクの細道]好きな俳句(1166) 小枝恵美子さん。「陽炎へわたしの首を遊ばせる」(恵美子) 「首を遊ばせる」? 深く考えるの止めましょう。少なくとも「首がまわらない」の反対であることは確か! 大事な自分の首を陽炎(かげろう)という「つかみどころ」のないものに委ねる。こんな心境になれば怖いものはありません。