木魚歳時記

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木魚歳時記 第3400話

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 わたくしは兄上の一周忌にはお経の一つも読めるように仕込んで置きたいと思っていましたが、姉上がそうおっしゃるなら来年の春までお待ちしましょう。兄上の一周忌をわやくしにお任せいただいて、その布施に小矢児をわたくしにお渡し下さい。それがあんな遺言をのこされた何よりの供養になりましょう」
(佐藤春夫『極楽から来た』)104

       蛇塚は奈落につづく虫の闇

 「ボクの細道]好きな俳句(1148) 星野麥丘人さん。「きんいろのフランス山の毛虫かな」(麥丘人) 「フランス山」? 詮索することは止めにしておきましょう。シャンゼリゼのしゃれた街路を行きかう長身のフランス人の中を、胴長・短足のボク(毛虫)がまぎれ込んで、さまよい歩くようなものを想像しておきましょうか(汗)。