木魚歳時記

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木魚歳時記 第3399話

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「姉上、恩愛におぼれてはいけません。まだ九歳とは申せ、小矢児の精神はずっと成長していて、せっかく道ぬ志しているのです。山は南受けの山腹ですから、山頂とは違い、さほど寒くはありません。
(佐藤春夫『極楽から来た』)103

     婆ひとり雨なら雨の十夜寺

 「ボクの細道]好きな俳句(1147) 星野麥丘人さん。「さかづきを置きぬ冷夏かも知れず」(麥丘人) いいですね。独酌でしょう。どうもお酒の心地よい「めぐり」がいつもとは違うようです。冷夏のせいでしょうか? いや、そうでもなさそうです。ある年齢になると、お酒はほどほどがいいようです。呑まないのではなく呑めないのです。加齢とは目に見えないところにも現れるようです。