木魚歳時記

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木魚歳時記 第3398話

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(四)観学得業は小矢児の意志がきまり次第、早く山に引き取りたいというが、それに対して母は、
「今では、あの子がわたしにとってただひとりの話相手、ただ一つの慰めなのです。それにまだ小さいのです。山の冬はさぞ寒いでしょう。せめてもう一冬だけ、あの子の父の一周忌のすむころまで、わたしの手もとに置かせてください」
(佐藤春夫『極楽から来た』)102

     中腹に煙ひとすじ秋の山

 「ボクの細道]好きな俳句(1146) 星野麥丘人さん。「をかしきや脚気などとは思へねど」(麥丘人) 脚気とは懐かしいことばです。しかし、腰が痛い、膝の軟骨がすり減った、正座ができない・・などなどあります(ボク)。「痛い病気には、なりたくない!」これは師僧(おやじ)の口癖でした。口癖の通り、八十一歳で眠るがごとく往生しました。ボクも八十一歳となります。