木魚歳時記

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木魚歳時記 第3397話

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 定明は長途(ちょうと)河海の波濤(はとう)を分けて無事に都門に入りはしたが、浮世(うきよ)の波は激しく彼にはつらかつた。望みどおりの滝口にもなれず、彼は時代の暗流にのまれて強盗の群れにまじったが、袴垂(はかまだれ)のような盗人の大将軍になれるほどの彼でもなく、荘園の武士となって転々と丹後、伊賀、大和などを年久しく渡り歩いていた。
(佐藤春夫『極楽から来た』)101

     草虱つけて皇宮護衛官

 「ボクの細道]好きな俳句(1145) 星野麥丘人さん。「花たのしいよいよ晩年かもしれぬ」(麥丘人) わかります。若い時のお花見は、場所とか、お酒とか、お料理とか・・それと、ご一緒するのは誰か! ですから肝心の「さくら」は見たのか見ていないないのか「記憶にありません」。くらべて、相棒と二人で薄墨桜でも見るともなればそれはもう立派な晩年でありましょう(汗)。