木魚歳時記

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木魚歳時記 第3380話

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 母は決してそういう意味を父がいったのではないというと、では何故に復讐してはいけないのかと、子の質問はねちっこく、どこまでも追求してきて、きりもないのに最後は母も根負けして、
(佐藤春夫『極楽から来た』)84

      春深し休業とある喫茶店

 「ボクの細道]好きな俳句(1129) 摂津幸彦さん。「南浦和のダリアを仮のあはれとす」(幸彦) 抽象的ですから、推察の域を出ませんが・・作者の失恋体験、いや、もうすこし違う「出来事」を詠まれたのでしょうか? 固有名詞(地名)とダリアの季語がこれほどぴったり寄り添って余韻を残す作品は少ない。作者の感性の豊かというしかありません。