木魚歳時記

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木魚歳時記 第3368話

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 病人は定明らが夜襲の日以来、数日寝ついたまま、ついには枕もあがらぬ重体になった時、夫人秦氏と小矢児とを枕べに呼び寄せてしめやかに語り出した。
(佐藤春夫『極楽から来た』)73

     釣人に仏心とかや蓴生ふ

 「ボクの細道]好きな俳句(1117) 飯田蛇笏さん。「地と水と人をわかちて秋日澄む」(蛇笏) 雄大な大自然を描いた作品です。山深い山慮(さんりょ)を住処として自然と一体の中で暮らしてこそ生まれる作品でありましょう。「秋日澄む」の季語がこれほどぴったりとなじむ作品も少ないでしょう。