木魚歳時記

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木魚歳時記 第3352話

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「今夜一晩よく考えたうえで決めよう」
「そんことをしていれば稲岡へもれる。やるならすぐやらなければだめだ。預所(あずかりしょ)で同意しないならおれたちが勝手にやる」
 と、いい出されて定明もその場のはずみに是非もなく、
「それでは今夜丑(うし)の刻だ」
と、決めると、人々はそれぞれに四散した。
(佐藤春夫『極楽から来た』)58

     喚鐘に終のモナドや二月尽  喚鐘(かんしょう) 

 「ボクの細道]好きな俳句(1104) 川崎展宏さん。「むつつりと上野の桜見てかへる」(展宏) こうしたことはあります。とりわけお花見の異常な喧騒に遭遇すると、なんとなく不機嫌になって帰宅してしまう。帰るなり「あら、お早いお帰りで」と、無神経なカミさんの言葉にムッツリが倍増いたします。これは「わがまま」だけが取り柄のような、そんな某氏Sのいつものパターンであります。