木魚歳時記

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木魚歳時記 第3336話

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 西北は山、西南は水をめぐらして自然の防備とし、東方は打ち開け、屋敷の南方には低い丘越に広々とした田園が見られる。
 屋敷をとりめぐる清流は領国の居館に近い庄民の家々の用水としてその軒下の小溝に分かれ流れた末はやがて北の庄から南流して耕地の上方二つの池に貯え温められて田に流れ入り、それから南の庄の田をうるおした末は野末に行くにまかしている。
(佐藤春夫『極楽から来た』)42

      山粧ふ空海すでに生き仏

 「ボクの細道]好きな俳句(1087) 能村登四郎さん。「冬至といふ底抜けに明るい日」(登四郎) 冬至(とうじ)は二十四節季の一つです。十二月二十二日ごろを指すようです。年の瀬も押し詰まったこの日が、なぜ、底向けに明るいのか? これは作者に聞いてみなければわかりません。しかし、何かいいことがあったのでしょう。そういうことにしておきましょう。