木魚歳時記

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魚歳時記 第3330話

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 最初、北の庄に近い笛吹き山中腹の一角に、ほとばしる泉があったのを掘りひろげてわき水の量を加えたこの半人工の天然泉を谷間に落とした渓流によって北の庄がまず開かれたが、水量が見込み以上に豊富なのを見て更に南の庄も開いたものであった。ここではいつも豊作で人口の増加も一向に苦にはならず、かえって労働力となるというめでたい土地であった。
(佐藤春夫『極楽から来た』)36

      弦月や五臓たちまち覚醒す

 「ボクの細道]好きな俳句(1081) 能村登四郎さん。「泪耳にはいりてゐたるかな」(登四郎) 悲しい事があって泣いた。その泪(なみだ)が耳に入ったのではない? それでは「耳に入りたる泪」とは? それは作者にしかわかりません。しかし、歳を取ると「わけもなく」泪が目じりをつたうこともあるようです。老衰でしょうか? ボクは眠っていながら(夢を見て?)しゃべることがあるそうです(汗)。