木魚歳時記

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木魚歳時記 第3316話

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(五) 定明は父の失踪から半年あまり後になって、思いがけない出来事から、父祖の地でやさしい叔父のいる美作の故郷を脱出しなければならないことになってしまった。この事情はいまに説明する。
 故郷を去るに当って定明は父が彼のために権大納言藤原宗輔にあてて書き残した手紙を命ほど大切に懐中して都に逃げこんだ。
(佐藤春夫『極楽から来た』)22

      仏典を食らひて紙魚の太りだす

 「ボクの細道]好きな俳句(1067)  能村登四郎さん。「今思へば皆遠火事のごとくなり」(登四郎) 女性は、古い事をよく覚えていて「あなたは、以前、こう云いました」と断言します。男性は、「昔のことでよく覚えていません」と反論します。これは男性に悪気があるのではなく、男性はすぐに忘れるようです。これは男女のもつ遺伝子の相違なのかも知れません?