木魚歳時記

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木魚歳時記 第3276話

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 「今日のことば」
    「正一位 女に化けて 朧月」
    「海棠の 露をふるふや 物狂」
    「春の夜の 雲に濡らすや 洗ひ髪」
    「うた折々 月下の春を おちこちす」
    「思ひ切って 更け行く春の 独りかな」
    (夏目漱石『草枕』)抄12

 「ボクの細道」好きな俳句(1027) 山西雅子さん。「初雪や父に計算尺と灯と」(雅子) 「計算尺」とは? 定規のことでしょうか? (何かの研究に没頭している)父に、初雪の積もる様子を知らせたくて・・そんな娘さん優しさが感じられる作品です。句意は違いますが、ふと「いくたびも 雪の深さを 尋ねけり」(子規)を思い出しました。

      山端の年満月や鐘凍る 

              年満月(としみつづき)