木魚歳時記

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木魚歳時記 第3272話

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 「今日のことば」
    婆さんの話では
    「那古井のお嬢さまにはいろいろとわけがあり、
    嫁いださきから、城下で随一の物持ちの、那古井の
    温泉宿に戻っている。」
    と、まあ、こんなことであります。
     (夏目漱石『草枕』)抄8

 「ボクの細道」好きな俳句(1023) 山西雅子さん。「また夜が来る鶏頭の拳かな」(雅子) 鶏頭の拳(こぶし)とは? あざやかな色彩でごつごつと咲く、真っ赤な鶏頭の花が思い浮かびます。そんな鶏頭の拳(こぶし)であったとしても、夜のしじまはおかまいなく訪れるのでしょう。ふと「明易しまた昼がくる高齢者」(木魚)の駄句を思い出しました。

      中空を法爾自然と木の葉舞ふ 

                  法爾自然(ほうにじねん)