木魚歳時記

画像・文章の転載はご遠慮下さい

木魚歳時記 第3260話

f:id:mokugyo-sin:20171127060211j:plain

 「今日のことば」
    「人がその不幸を、
    どうにかして、切り抜けると、
    こんどは、(見ている)こちらが
    なんとなく物足らない心もちがする。」
    その人に敵意すら抱く。
     (芥川竜之介『鼻』)抄15

 「ボクの細道」好きな俳句(1011) 大木あまりさん。「柿むいて今の青空あるばかり」(あまり) スーパーで買って来た柿を剥いて食べているのではない。ボクのお寺にも柿の古木がありました。竹竿のさきを割り柿の実を枝ごと挟み取ることは誰にも負けない腕前でした。大物をネライ手元に引き寄せ、青空を見上げながらひんやりした柿に食らいつく美味さはかくべつでした。

      まなかひに木枯し二号坐りたり