木魚歳時記

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木魚歳時記 第3251話

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 「今日のことば」
    京へ上がった弟子の僧が、
    長い鼻を短くする法を
    すすめだした。
    その法というのは
    極めて簡単なものであった。
     (芥川竜之介『鼻』)抄6

 「ボクの細道」好きな俳句(1002) 大木あまりさん。「秋風や酔ひざめに似し鯉の泡」(あまり) 「鯉の泡」は比喩でしょう(と思います)。激流を遡り、流れの静かな淀(よどみ)入ったところで、鯉は、プクリと一つ泡を吐いた・・秋の宵に屋台で独り酒を呑んでいた初老の男が、ぽつりと吐いたひとこと、「もう帰らなあかん」なんだか鯉の吐いた「泡」みたい・・

       投函を終へて冷たき空つ風