木魚歳時記

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木魚歳時記 第3249話

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 「今日のことば」
    内共は、絶えず人の鼻を
    気にしていた。
    一人でも自分のような
    鼻のある人間を見つけて、
    安心がしたかったからである。
     (芥川竜之介『鼻』)抄4

 「ボクの細道」好きな俳句(1000) 宇多喜代子さん。「夕方の影あいまいに春障子」(喜代子) 「夕方の影」とは? 確かなことはわかりません。しかし「春障子」の季語があり、しかも夕暮れとくれば、なんとなく「あいまい」な影(内容)であってほしい! そんな気がいたします。そこが作者のネライでしょう。ですから、読者もいろいろと思いめぐらせて楽しめばいいわけです。

      学校へ行かない子どもお茶の花