木魚歳時記

画像・文章の転載はご遠慮下さい

木魚歳時記 第3242話

f:id:mokugyo-sin:20171109053936j:plain

 「今日のことば」
    犍陀多も罪人たちも
    独楽(こま)のように
    くるくるまわりながら
    暗(やみ)の中に
    まっさかさまに
    落ちてしまいました。
     (芥川竜之介『蜘蛛の糸』)抄22

 「ボクの細道」好きな俳句(993) 宇多喜代子さん。「戦争も好きと一声かたつむり」(喜代子) 正確な句意はわかりません(作者の自解がないかぎり)。推察するに、争いを起しそうに見えない「かたつむり」に語らせるわけですから・・逆説的に戦争排除をアピールする作品と読みました。つまり「うしろからとろとろとけるなめくじり」(木魚)だからこそ「戦争も好き」と叫べるのでは?

      てらてらと冬の川鵜の降りてくる