木魚歳時記

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木魚歳時記 第3233話

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 「今日のことば」
    ところが
    犍陀多が頭をあげて
    血の池の
    空を眺めますと、
    ひっそりと暗い中を
    天上から
     (芥川竜之介『蜘蛛の糸』)抄13

 「ボクの細道」好きな俳句(984) 桂 信子さん。「外套のなかの生ま身が水をのむ」(信子) 「外套」(がいとう)とは、女性の外面(そとずら)のこと。「生ま身」とは女性の内面。つまり女性の心の内。女ひとりが世間を渡るだけでもいろいろとあるでしょ。ましてや、俳句結社を維持するには女を封印することがあるかも? そこで「水をのむ」が効いてきます。

       絵本よりあふれ出したる天の川