木魚歳時記

画像・文章の転載はご遠慮下さい

木魚歳時記 第3221話

f:id:mokugyo-sin:20171019054743j:plain

 「今日のことば」
    或る日のことでございます。
    お釈迦(しゃか)さまは
    極楽の蓮池のふち
    ぶらぶらお歩きになって
    おられました。
     (芥川竜之介『蜘蛛の糸』)抄1

「ボクの細道」好きな俳句(972) 八田木枯さん。「母に抱かれてわれまつさきに囀れり」(木枯) 保育園などで、夕方、出迎えのお母さんに抱かれたときの幼子の高ぶりを想像します。さて、秋の暮れはスッとやって来ます。母はどこに行ったのでしょうか? ガラス戸を打つ風の音が強くなります。「おそいなぁお母ちゃん」。やがて遠くから聞きなれた母親の足音が・・その時は嬉しかった。もう70年も昔の出来事です。

        老猫の大あくびする秋の暮