「今日のことば」
(すると熊は)
「もう二年ばかり待って呉(く)れ、
おれも死ぬのはもうかまわないやうな
もんだけれども少しし残した
仕事もあるしたゞ二年だけ
待ってくれ。」
(宮沢賢治「なめとこ山の熊」)11
「ボクの細道」好きな俳句(939) 波多野爽波さん。「秋風に孤つや妻のバスタオル」(爽波) 妻のバスタオルが秋風の中にぽつりと干されていた。これを見て作者は何を思うのでしょうか? さて、浮気の話がさわがしいですが、「男心と秋の空」なのか「女心と秋の空」なのか、さてどちらでしょうか? ブログの読者はどう思われますか? ボクは「男のロマン女の我慢」の言葉があるように、前者、男心(アホ)派です。