木魚歳時記

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木魚歳時記 第3167話

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 「今日のことば」
    おまへ(兎)の耳が
    あんまり大きいのでそれを
    わし(狸)に齧って
    直せといふのはなんといふ
    ありがたいことぢゃ。
    なまねこ。
     (宮沢賢治「顔を洗はない狸」)8

 「ボクの細道」好きな俳句(916) 右城暮石さん。「蜘蛛の圍に蜂大穴をあけて遁ぐ」(暮石) 雀蜂くらいになれば、女郎蜘蛛の巣を破るのはたやすいことです。女郎蜘蛛は、又、せっせと破れた巣の修理に励むことでしょう。その雀蜂の巣も、蜜を狙ういきもの(人間)の悪智慧でごっそり丸ごと盗まれることになるのです。自然界の掟(食物連鎖)とはいえ厳しい現実があるのです。

       水面をうれしうれしのあめんぼう