木魚歳時記

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木魚歳時記 第3158話

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 「今日のことば」
     (狐の幻燈会)
    狐こんこん狐の子、
    去年狐のこん兵衛が
    左の足をわなに入れ
    こんこんばたばた
    こんこんこん。
     (宮沢賢治「雪渡り」)16

 「ボクの細道」好きな俳句(907) 広瀬直人さん。「巣を張つて日の暈に入る女郎蜘蛛」(直人) 小径のわきに「蜘蛛の囲」、つまり蜘蛛の巣を見つけたところ、蜘蛛の巣に陣取る女郎蜘蛛が、まぶしい「日の暈(かさ)」、つまり太陽に透けて見えたというのです。おそらく、逆光に浮かぶ女郎蜘蛛の黒々と猛々しいさまは、戦国武将の闘魂よりたくましい? そんなことを作者は連想されたのでは?

        蛇に足あるやなしやの大論争