木魚歳時記

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木魚歳時記 第3113話

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 「今日のことば」
     (やま猫)
    「裁判ももうけふで三日目だぞ
    いゝ加減に仲なほりしたらどうだ。」
     (どんぐり)
    「いえいえ、だめです。
    なんといつたつて、
    頭の尖つてゐるのがいちばん
    えらいのです。」
     (宮沢賢治「どんぐりと山猫」)11

 「ボクの細道]好きな俳句(861) 池内友次郎さん。「もの言はず香水賣子手を棚に」(友次郎) おなじみの、いつもの客が来たのでしょう。客の注文も聞かずにふいと立ち上がり、そばの棚の高いところの香水に手を伸ばしたというのです。そのなにげない動作に「軽味」(かるみ)を感じる作品です。夏井いつきさんのいう「俳句は楽しく」のお手本のような作品です。 

        ごきぶりや死んだふりする問責人