「今日のことば」
蛇
長すぎる。
(ルナール『博物誌』)
「ボクの細道]好きな俳句(829) 正木ゆう子さん。「セシウムのきらめく水を汲みたると」(句集『羽羽』) 東京都の「豊洲」で土壌の汚染が問題となりました。セシウムは人体に有害(セシウム133)とされます。しかし、セシウムを有効に活用する方法もあるのでは? それはともかく、掲句において「きらめく」とありますから、セシウムはプラス方向に機能していると考えます。かつ、セシウムのシリアス(厳粛)で即物的な語感と機能を最大に作用させて成功した作品であります。文芸とは、本来、プラス面を志向するものでしょうか?