木魚歳時記 第3054話

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 善いことをなす者は、この世で歓喜し、来世でも歓喜し、ふたつのところで共に歓喜する。(わたくしは善いことをしました)といって歓喜し、幸あるところ(=天の世界)におもむいて、さらに喜ぶ。(ダンマパダ)

 「ボクの細道]好きな俳句(810) 正木ゆう子さん。「噴煙に日面のある大暑かな」(句集『夏至』) 作者の第4句集『夏至』は、第3句集『静かな水』の発刊より7年ぶり、平成14年(51歳)から平成20年(57歳)に発表された250句が収められています。句集のはじめに「半年後、わたしたちは太陽の向う側にいる」とあります。これは地球の自転を意識されてのことでしょう。作者の興味(テーマ)は『夏至』においても、依然、地球規模で持続されるのでしょうか?

 「今日のことば」
         誰もの心に、
         何かに向かって燃える火があります。
         それを見つけ、
         燃やし続けることが、
         私たちの人生の目的なのです。
          (メアリー・ルー・レットン)

         かなぶんへここよここよと花蕊かな 

                         花蕊(かずい)