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木魚歳時記

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木魚歳時記 第3046話

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 けがれた汚物を除いて、戒律を守ることに専念している人は、自制と真実をそなえているから、黄褐色の法衣をまとうのにふさわしい。(ダンマパダ)

 「ボクの細道]好きな俳句(802) 正木ゆう子さん。「月光を感じてからだひらく駅」(句集『静かな水』) 一転、繊細な感覚の伝わる作品です。夜半に、山深いローカル線の駅に降り立った女性の独り旅のような映像が浮かびます。前に、「オートバイ内股で締め春満月」(ゆう子)。を読んでドキリといたしました。今回の「からだひらく駅」はこれと違う意味で、やはりドキリといたしました。こうした心象表現においても実に巧みなのが作者です。

 「今日のことば」
         焦ることは何の役にも立たない。
         後悔はなおさら役に立たない。
         焦りは過ちを増し、
         後悔は新しい後悔を作る。
        (ゲーテ)

         雛罌粟や君もコクリコ吾もコクリコ  

                         雛罌粟(ひなげし)