けがれた汚物を除いていないのに、黄褐色の法衣をまとおうと欲する人は、自制がなく真実も無いので、黄褐色の法衣をまとうのにふさわしくない。(ダンマパダ)
「ボクの細道]好きな俳句(801) 正木ゆう子さん。「魔がさして糸瓜となりどうもどうも」(句集『静かな水』) 「揚雲雀空のまん中ここよここよ」(ゆう子)の手法と似たところがあります。また、池田澄子さんの「頬杖の風邪かしら淋しいだけかしら」(澄子)の軽妙さとも相通じるものを感じます。正木ゆう子さんの作品を拝見して、いつも思うのは、難解な構成とか難しい語彙(ごい)の使用が少ないことです。自然に対する「畏敬」(いけい)の気持ちが句作の根底にあるのでしょうか?
「今日のことば」
元気を出しなさい。
今日の失敗ではなく、
明日訪れるかもしれない成功について
考えるのです。
(ヘレン・ケラー)
三婆のチチポポチチと囀れり
三婆(さんばあ)