木魚歳時記

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木魚歳時記 第3041話

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 実にこの世においては、怨(うら)みに報いるに怨みをもってしたならば、ついに怨みの息(や)むことがない。怨みをすててこそ息(や)む。これは永遠の真理である。(ダンマパダ)

 「ボクの細道]好きな俳句(797) 正木ゆう子さん。「池を出てふつと重力ひきがへる」(句集『静かな水』) プールの「手すり」を使い、体を水面から持ち上げるとき、異常に体重を重く感じた経験がありませんか? これは、浮力が体感として残っていて、その比較から体重を重く感じたのです。もっと深読みするなら、池(住慣れた)を出て、外界(世間)に触れた蟇(ひきがえる)の緊張感、そのあたりの感覚(隠喩)を巧みに描いて成功した秀作です。

 「今日のことば」
         わたしたちは、
         成功するためにここにいるのではありません。
         誠実であるためにここにいるのです。
         (マザー・テレサ)

         ベランダをかすめ今年の燕反る